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2017-11-30

STPマーケティングの基礎を一から解説:マーケターに必須の知識

STPマーケティングの基礎を一から解説:マーケターに必須の知識


「STPってよく耳にするけど、ちゃんと理解できていない」というマーケティング担当者は意外と多いのではないでしょうか?マーケティング用語は略語が多いので、覚えにくいというのもありますよね。でも、STPはマーケティングの基礎となるのでしっかり理解しておきましょう。

そこで本記事では、STPマーケティングの基礎を一から解説します。STPはマーケターに必須の知識ですので、きちんと説明できる自信がない方はこの機会に勉強しておきましょう。

STPマーケティングとは?

STPマーケティングは、STP分析を用いたマーケティング手法です。STPは、以下の3つの言葉の頭文字の略となっています。

・Segmentation(セグメンテーション)
・Targeting(ターゲティング)
・Positioning(ポジショニング)

STPマーケティングでは上記のS・T・Pそれぞれの要素を分析することにより、他社との差別化を図ります。STP分析を行えば、ブルーオーシャンはどこなのか、どこに勝負をかけるべきなのかといったことが見えてくることでしょう。

STP分析

セグメンテーション

「Segmentation(セグメンテーション)」は「分割」という意味の英単語です。マーケティングでは「細分化」という意味で使われます。

セグメンテーションの役割は「市場・ターゲットの細分化」です。居住地、年齢、性別、趣味趣向、行動パターン、ライフスタイルなどで顧客を特定の属性で分けていきます。市場を細分化することにより、ターゲットごとに合わせた戦略を立てるのがセグメンテーションを行う目的です。

セグメンテーションでは、以下の4つのパラメーターはよく使われます。

【人口統計分布(デモグラフィック)】
年齢、性別、家族構成、職業、社会的な階層、所得など

【地理的変数(ジオグラフィック)】
国、都道府県、都市、市町村など

【心理的変数(サイコグラフィック)】
性格、好み、価値観、趣味嗜好、購買動機、ライフスタイルなど

【行動変数】
購買状況、購買パターン、製品に関する知識の有無など

ターゲティング

ターゲティングは、セグメンテーションで細分化した市場やターゲットの中から、どの層を狙うのかを決めることです。

自社の強みにマッチしたターゲット層、これから開拓していきたいターゲット層、競合が少ないターゲット層など、いろいろ戦略を立てられます。ただ、ニーズがなければ狙っても収益性が期待できないので、市場の需要との兼ね合いも考えておかなければなりません。

たとえば、いくらニーズがあっても競合がひしめくレッドオーシャンでは勝ち残るのは厳しくなります。セグメンテーションで競合が少なく、なおかつ一定のニーズがあるブルーオーシャンを見つけることができれば、収益性も期待できるでしょう。

ポジショニング

ポジショニングは、ターゲティングで選定したターゲット層に対して提供する価値を決めることです。セグメンテーションで細分化した市場において、どの立ち位置でターゲット層にアピールするかを考えていきます。

たとえば、他社の類似製品がすでに市場でニーズを獲得している場合、独自の価値を示さなければ自社の製品を選んでもらえません。そのターゲット層にとって、どのような価値を提供できるかがポジショニングを決定する上で重要な要素となります。

仮にレッドオーシャンの市場に参入するとしても、他社にはない自社独自の価値を示せるなら勝負できるでしょう。ブルーオーシャンでも同じで、ターゲット層にとってどんな価値を提供できるのかを考える必要があります。

ただ、ユーザーが求める機能を全部組み込めばいいというものでもありません。全部の機能が市場で2番以下の製品よりも、1番の機能がひとつある製品のほうがユーザーの心には刺さります。

製品の最大の売りは何なのか、そのターゲット層に必要とされる価値は何なのかをよく考えてみてください。

STPマーケティングはマーケターに必須の知識

セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの3つは、いずれもマーケティングに欠かせない知識です。いわばSTPはマーケターに必須の知識で、これからマーケティングを勉強するならSTP分析を学んでおくとよいでしょう。

STPマーケティングは難しく考える必要はなく、頭文字の順番のとおり、セグメンテーション→ターゲティング→ポジショニングという流れで分析を行えばいいのです。セグメンテーションで市場を細分化すれば、自社が狙うべきターゲット層がわかります。ターゲティングでターゲット層を選定すれば、ポジショニングでどんな価値を提供すべきかがわかることでしょう。

STP分析の精度によってマーケティング戦略が変わってくるので、時間がかかっても入念に調査しておくべき部分です。STP分析をしっかり行っておけば、効果的な戦略を立てられるでしょう。

おわりに

STPマーケティングについて解説しましたが、おわかりいただけたでしょうか?STPはマーケティングの基礎となる考えなので、マーティングを担当するならしっかり理解しておきましょう。

セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの3つを勉強しておくだけでもマーケティングの理解度が変わってきますよ。

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